~6弦ウクレレはヤマハのギタレレが有名/Aria(アリア)ならG‐Uke(ジーユーク)、コルドバ製はグイレレと呼びます。~
今回は、Ariaのアカシア材 ソプラノ ロングネック と6弦テナーウクレレの話。
そもそもの話(娘へのウクレレプレゼントから始まった)
shunちゃん
ウクレレ欲しいなー。
父ちゃん
ウクレレブームかぁ~あの音は癒されるよね。
もうすぐ、shunちゃんの誕生日だからプレゼントしてあげるよ!
shunちゃん
わーい!
はじめてだから、どういうのがイイのかわからないけど…。
ということで「まずは入門セットでイイや…。」となるのですが、ちょっと私にこだわりがあって、ソプラノサイズのボディーに、コンサートサイズのネックが付いているモデルがないのか探し始めたのです。
ありました!
Ariaのアカシア材 ソプラノ ロングネックです。(限定ショップ販売のようです。)
(限定ショップ販売のため 以下は同等品を掲載)
サウンドハウス/ARIA ( アリア ) / AEC-SU A
shunちゃん
父ちゃん、ありがとう!
はじめからナット・サドル・弦に上級品が付いていた
セットで1万数千円のものでしたが、AQUILA(アクイーラ)製のナイルガット弦が張ってありました。
ナットやサドルも牛骨製。
低価格の楽器の場合は、これらのパーツは購入後に付け替えるものですが、今回はその必要はありません。
夏の夕暮れ時になると、娘の部屋から「ポロ~ン、ポロ~ン」とウクレレの癒される音色が聴こえてきます。
父ちゃん
沖縄の三線、中国の二胡もそうだけど、なんだか弦楽器の原点を感じるなぁ。
ウクレレって小さいのに結構大きな音がする
私は、ちょこっとエレキ(今は年齢のせいかセミアコの音色オンリーになりましたけど)をたしなみますので、どんなものかと娘のウクレレを弾かしてもらったのですが、あんなに小さいボディーなのに大きな音が出るんですねー。
最初は響くボディーに驚きました。
ウクレレのレギュラーチューニングは、ギターでいうと5フレット以上の1弦から4弦までの構成で、4弦はオクターブ違いになっている。
これを理解していれば、はじめてでも全然弾けないことはないのですが、これまで6弦ギターを使ってきたので、4弦のウクレレは少々難解な感じが否めません。
父ちゃん
ウクレレ(4弦)はもう家にある。
もし、6弦があるなら欲しいんだけどな~。
俺も欲しい!ウクレレ?ギタレレ?グイレレ?
夜、床についてネットで色々と検索しているうちに、安くてそれなりの材料を使っている物がいくつかヒットしてきました。
その中で、6弦ウクレレがあることを初めて知ったので、とうとう私も購入することにしました。(笑)
AriaのG-Uke(ジーユーク)にしようか、YAMAHA(ヤマハ)のギタレレにしようか、S.Yairiもいいなぁ~、Córdoba(コルドバ)のグイレレもいいなぁ~ということで、かなり迷いました。
そして6弦ウクレレを購入
そして購入したのがコレ!
(限定ショップ販売のため 以下は同等品を掲載)
私が使っているのは Aria(アリア)の6弦ウクレレG-Uke(ジーユーク)。
オールコア材仕様のATU-180/6KNで、テナーサイズの432mmスケールです。
「ギタレレ」と言った場合は、YAMAHAのGL1のことになるそうです。
商標上の問題なのでしょうね。
このため、両方に共通した呼び方としては、ミニギターとかトラベルギターと表現されていますね。
お気に入りの弦を決めるのに色々使ってみたが…。
実はこの G-Uke(ジーユーク)、仕様はたいへん気に入ってるのですが、指板の平滑調整をDIYで行ったんです。
ただし、私個人が気に入らないところがあったというだけなので、この楽器に固有の課題があるということではありません。
この作業の工程上、弦を何度も付けたり外したりしたので、そうしているうちに、最初から張ってあった上質のナイルガット弦「アクイーラ」が傷んでしまいました。
shunちゃん
ウクレレの弦は、どうなったら取り換えた方が良いの?
父ちゃん
ナイロン樹脂の場合、白くなったところがあったら取り換え時だよ。
アコースティックは、エレキと違って音質の調整を電子回路で行うわけではないので、弦とボディーの相性がストレートに出てしまいます。
これを契機に、柔らかい音色のアクイーラ以外の弦ではどう変わるのか試してみたくなったのです。
サウンドハウス/GHS ( ジーエイチエス ) / 2400 LA CLASSIQUE REQUINTO – Soft Tensionサウンドハウス/DADDARIO ( ダダリオ ) / EJ94 Requinto Strings
サウンドハウス/La Bella ( ラベラ ) / GL100 Guitalele/Guileleサウンドハウス/La Bella ( ラベラ ) / RQ80 REQUINTO
サウンドハウス/DADDARIO ( ダダリオ ) / EJ52 Pro-Arte Nylon Core – Alto Guitar Silver/Clear/Normal サウンドハウス/DADDARIO ( ダダリオ ) / EJ27N 1/2 Silver Wound/Clear Nylon Student 1/2 Size Normal サウンドハウス/ARIA ( アリア ) / GUS-600短期間にずいぶん買ってしまいました…。
それには理由がありまして、6弦ウクレレ、ギタレレ、グイレレ、レキント、アルト、ミニギター、トラベルギターなど様々な言い方の違いがあっても、スケールに大きな差はないので、弦は共通または流用できると思っていたんです。
しかし、購入したセット弦は1弦から6弦までの構成が全然違っているケースがあったんです。
父ちゃん
ダダリオの6弦ウクレレ用にEJ88T-6というやつがあるんだけど、5弦が一番細くて4弦が一番太い音域構成になっていて、それがダダリオが言うところの6弦ウクレレなんだね。
私の勉強不足による購入ミスだったわけだ。
shunちゃん
「6弦ウクレレ」と言ってしまうと、それが本当のセッティングなの?
紛らわしいな~。
結論とアドバイス
意外だったのは、本家本元のG-Uke(ジーユーク)用の弦であるARIA GUS-600が、私がボツにした弦と同じくらいタッチが硬くて弾きにくかったことです。
前項でたくさん試したものの中で、今でも使っているのは、GHS ( ジーエイチエス ) / 2400 LA CLASSIQUE REQUINTO – Soft Tension。
これが私のおススメです。
Aquilaのグイレレ・ギタレレ用 AQ-GUC 96Cは、購入時に張ってあったやつなので当然OKなのですが、GHSと比べると少し音のメリハリが弱い感じがします。
ウクレレボディーの6弦モデルに使う弦を選ぶのならこの二択ですね。
父ちゃん
ウクレレボディーの6弦モデルを普通のギターのように弾きたい場合、レキント用の弦がジャストフィットだったよ。
こういう記事はネットでも一部でしか取り上げていないみたいだね。
shunちゃん
弦を選ぶとき、6弦ウクレレ用、ギタレレ用、グイレレ用、レキント用、アルト用、ミニギター、トラベルギター・・・。
たくさん呼び方が出てきたけど、とりあえずレキント用の弦を選べばいいんだね!