~シロアリ被害/DIYで柱と床の応急措置/黒アリの行列が床下にいたらシロアリの幼虫やサナギを捕りに来たのかもしれない~
風呂場の目地の張替え作業(別記事)をしていたら、風呂場のドア下とドア枠で緩い音がしたのです。
中が空洞のような…。

これはマズイ!シ・ロ・ア・リ?
白アリが最も出やすいのは、風呂場周りだということは、ネット記事で読んだことがあったので、早速、電動ドリルに丸鋸を装着して床とドア枠の一部をカット。
恐る恐る剥がしてみました。

ヤッベ~ッ!
シロアリだっ!

出典: https://commons.wikimedia.org/wiki/
File:Reticulitermes_speratus_Colony01.jpg
author:Keisotyo ? http://www.aikis.or.jp/~keisotyo/index.htm

うわ!ヤダ~!
気持ち悪い!
築20数年とうとう我が家もシロアリにやられた!
白アリが食い散らかした痕跡があります。
床側は、根太が枠に乗っている部分。
もう一方のドア枠側は、中にある小柱が角材の周りがとれて丸太が立っていました。
外見をよく見ても、白アリは居ませんでしたが、木部の深いところに居るかもしれません。
そういえば、先日、風呂場の排水口の周りに大量の長い羽根が散乱していたのです。
白アリは移動手段として羽根を生やして移動します。
外に移動しようとしたが、密閉した風呂場内から出て行けず、また、光を嫌うので羽根を外して暗い排水口に逃げ込んだのでしょう。
つまり、移動した後だったので、とりあえず、被害は止まっている状態でした。
※後述の大工さんに診てもらいましたが、この程度ならば 強度の問題はないそうです。よかったぁ…。
ドア枠部は裏側が浴室内のタイル貼りの所です。
タイル目地が欠損しているところも確認できましたので、そこから水が常時内部の小柱側に入っていたのでしょう。
白アリにとっては 水分が適度にあって 絶好の環境となってしまいました。
目地の不良がこんなことに影響したという事は、もっと早く気付いて 目地補修をしていればよかったと、悔いても悔いきれませんでした…。
プロの薬注を行うまでDIYで仮復旧
ゴミと化した木片を取り除き、全体を見たところ、床の根太は人の体重くらいなら、床下に落ちるほどではなく、小柱も小さなハンマーで叩いてみたところ、中が空洞になっている響きではありませんでした。
害虫駆除専門の事業者は構造物の補修は行いません。
応急措置として、まず小柱はシールド紙と網でくるんで、風呂場床の目地で使ったセメントで塗り固め、化粧板で封印。
後に行う薬剤注入はドリルで穿孔すると聞いていたので、セメントは薄めに、化粧板は取り外しが出来るようにしておきました。

ドア枠上部で木目調シールが変わっています。
床からそこまでが補修箇所です。
床は嵩上げ部品を6個買って、根太への加重分散を図り、ホームセンターの端材を100円程で買ってきて封印して、上から床クロスを被せて仮復旧としました。

また、所々、気になるところには、変成シリコンでコーキングを施しました。
和室の押入れにも痕跡が
あとで気付いたのですが、同じ基礎坪内にある隣の和室の押し入れの床にも、シロアリが侵入した痕跡がありました。
その部分には一辺の当て板を打ち込んで外見上は分からなくなるよう補修しました。

釘打ちしてある角材を付け替えてあります。汚い!
プロに薬剤散布を依頼
後日、シロアリ駆除事業者が来てくれて、記事にした箇所以外にも全体に薬剤注入。
この事業者は、住宅建設部門も持っている会社だったので、DIYで行った応急措置箇所を診てもらったところ、よく出来ているという事で、そのままでOKでした。
その専門家たちに話を聞くと、これまで風呂場付近に黒アリがたくさん入ってきたことがあったのですが、それがシグナルで、黒アリの種類によってはヤマトシロアリや特に幼虫やサナギを運び出して捕食するので、黒アリだから平気だと判断するのは禁物なのだそうです。
私も実際に、黒アリが床下から幼虫やサナギをくわえて運び出しているのを見ました。
あの時、床下にはシロアリが居たんだと思います。
使用した薬剤
シロアリ駆除用の薬剤は、アジェンダMC。
液体にマイクロカプセルが配合されていて、シロアリが外部に移動しても付着したマイクロカプセルが作用して根こそぎ駆除できるという高価な駆除剤です。
床下はもちろんの事、玄関床や柱、浴室の目地に細いドリルで穿孔して 深部にノズル噴霧します。
それ以外にも、文化財指定などの神社仏閣の木材にも使っている キシラモン を床下前面に塗布してくれました。向こう10年は大丈夫なのだそうです。
それ以来、シロアリ事業者は保証期間の5年間の毎年定期点検に来てくれています。
確定申告で雑損控除
なお、シロアリ被害に遭った方は、駆除事業者が発行する工事施工報告書兼証明書を必ず保管しておきましょう。
確定申告で上記の資料を添付して、雑損控除の申告をすると、税務署は災害として認めてくれるので、多くのお金が還付されますよ。
よくよく考えれば、国宝の物件がシロアリ被害に遭うことはよくあることで、国の税務機関が災害認定するのも理解できるところですね。
となりの家もシロアリにやられた!
ちなみに、同時期に母屋の前側の家もシロアリ被害に遭っており、被害は我が家より甚大で、1階の台所から2階のトイレ床まで一面の被害に遭っていたそうです。

我が家の前側の家、外壁の柄が変わっている上下一面すべてがシロアリ被害に遭ったそうです
関東地方のシロアリは、通常、ヤマトシロアリで、外来種とは異なり自らの水袋を持っていないので、水分補給のためには、地中に戻らなければなりません。
海外のシロアリは水分を自ら保有できる種類が多く、巨大なアリ塚を造るケースがあるのだそうです。

File:Somalia_termitstack_B%C3%85n.jpg
,author:Bo491 ?( no information)
Photo: Bengt Olof ÅRADSSON taken in Somalia
ヤマトシロアリの場合は、一般的には1m半くらいの高さまでしか巣くうことはできないはずなのですが、2階まで被害に遭ったのは珍しいそうです。
あとで聞いたのですが、隣は2階トイレ付近から漏水していたのが原因だったようです。
水分あるところにシロアリありという事ですね。
まとめ
水分あるところにシロアリあり。
関東地方のシロアリは、ヤマトシロアリで外来種とは異なり、自らの水袋を持っていないので、水分補給のためには、地中に戻らなければならず、一般的には1m半くらいの高さまでしか巣くうことはできない。
確定申告で雑損控除で申告すると、税務署は災害として認めてくれるので、かなりのお金が還付される。

記事にあるシロアリの写真!
気持ち悪いよ!

人間の家という貴重な財産を食い荒らす敵だからね!
敵をよく知らないとねっ!

だいぶショックだったのね…。