本文に広告リンクを含みます
カーメンテナンス

DIYで原付バイクのバッテリー交換/ヤマハ ビーノ

この記事は約5分で読めます。

~DIYでヤマハビーノのバッテリー交換/原付バイクのエンジンがかからない/バッテリーの寿命?/バイクにはほとんど乗らない~

ほとんど乗らない原付バイクのエンジンをかけようとしたのですが、かからなくなりました。

スターターの反応は無し…。

カバー掛けっぱなしのバイク
ほとんど乗らない状態
娘

私が下宿していた時に使っていたバイクに久々に乗って出かけようと思ったのに…。

ウンともスンとも言わないのよ!

マチャペロ
マチャペロ

キックで回せばエンジンかかるよ。

バッテリーも充電されるんじゃないかなぁ…。

ヤマハビーノ全景
かなり古いヤマハビーノ

キックを何回も何回もしてやっとエンジンが動いたので、走ってバッテリーは充電されると思ったのですが、行先でも何回もキックをしなければ動きませんでした。

何とか帰宅して、テスターで電圧を計ることにしました。

12V(12.5Vがベスト)は欲しいところですが、なんと3.8Vしかありません。

角型乾電池でも9Vはあるのに…。

昔なら内部の希硫酸液を抽出して比重を図ったりしましたが、今のバッテリーはメンテナンスフリーで密閉されているので、簡単には抽出することは出来ません。

(私もそこまでやるつもりもありません…。)

バッテリーの寿命は2~3年と聞くためDIYで交換することにしました。

バッテリー交換の手順

今風のソフトバイクは設計が凝っていて、カウルが複数組み合されているので、あれもこれも外すとなると手間がかかります。

我が家の原付バイクは、以前に娘が下宿先で利用するために 友達から譲渡を受けた物なので、年式などの詳しい情報は知りませんでした。

若いころ私が原付に乗っていた頃は、パッソルやパッソーラの時代ですから、手で開けられるカウルの固定ネジが1本あって、それを外せばプラグからバッテリーから丸見えになる事が、見てすぐ察しがつくような設計でした。

仕事で使っていたスーパーカブも、露出部分が多かったので同様にメンテナンス箇所は探しやすい物でした。

このため、最も効率が良い手順をネットで調べておく必要があります。

ネットで作業方法を検索

ヤマハ ビーノ バッテリー交換 で検索すると、運よくたくさんのyoutube動画が紹介されていました。

案の定、ヤマハのビーノは仕様変更がかなりされてきたようで、我が家のビーノと型式がドンピシャの動画は上位記事にはありませんでした。

しかし、おおよその見当はつくのでDIYで行うことを決めたきっかけになりました。

私のブログは、様々なDIYの経験談を記事にして50ページくらいになりましたが、このようになんだかの役に立っていれば良いのですが…。

バッテリーの形式を現物で確認・購入

まず、ここを開ければプラグ位置がわかるはずという箇所に目を付けました。

ステップ中央を開ける
画像中央のステップを開けることにした

ネット情報どおり星形の特殊ネジを使っています。

特殊ネジ
特殊ネジ

すぐ横にここを開けてくださいと言わんばかりの溝がありますね、この中だ!と確信しました。

以前に買おうか迷った特殊ネジのドライバーヘッドが手元にはありません。

道具は思い立った時に揃えておいた方が良いですね…。

しかし、ネジ穴をよく見ると、小さいマイナスドライバーなら掛るのでは…。

特殊ネジを小さいマイナスドライバーで代用
小さいマイナスドライバーで代用

しっかりと掛かって、スルスルっと緩みました。

ネジ山の保全を考えると正しいやり方ではありませんが、負荷なく回ったのでラッキーでした。

さっそく、コテの原理でカバーを剥がします。

カバー剥がし
コテの原理でカバーを剥がします

出てきました!点火プラグの位置を探していたのですが、一発でバッテリーに出くわしました。

一発でバッテリー位置を見つけた!
一発でバッテリー位置を見つけた!

バッテリの端子はマイナスから外します。

手順を間違えるとショート事故につながるので厳守してください。

バッテリーの取外し
バッテリーの取外し

バッテリーは筐体の中に入っているだけなので、端子を外して持ち上げれば取り外し出来ます。

品番の確認「YTX5L-BS」。

この品番で通販を検索してみると、台湾ユアサのYTX5L-BSは、液充填済みの充電済みの送料無料で3,000円未満で買えますね。

もっと安いのが検索で出てきますが、液体別(もちろん充電なし)なのでよく確認してください。

私は、込み込みの物を購入しました。

バッテリーの取り付け

通販で翌日届きました。

台湾ユアサYTX5L-BS
台湾ユアサYTX5L-BS
台湾ユアサYTX5L-BS液入り充電済み表示
台湾ユアサYTX5L-BS液入り充電済みの表示

さっそく取付です。

今度は、先に赤い導線をプラスに接続します。

最後に黒い導線をマイナスに接続します。

順番を間違えないでください。

新しいYTX5L-BS
新しいYTX5L-BS

次回の交換時期がわかりやすいように日付シールを貼っておきます。

その他のメンテナンスチェック

作業のついでに、軽易なものとしては次のチェックもやっておいた方がいいと思います。

プラグ交換は必要か?

今回のパネル蓋を開けたことで、プラグの位置も確認できました。

エンジンルームの衝立
エンジンルームの衝立を外すと…。

手にしている衝立のパネルを抜いて取り外すと、つぎのとおりプラグ周りが見えてきます。

点火プラグの位置
画面中央のL字ジャックがプラグに刺さっています。

バッテリ交換後のエンジン始動やスロットルの吹き上げに特に問題はないので、今回はプラグ交換はしませんでした。

ちょっと気になるのは、私の持っている車用のソケットレンチだとサイズが合わないかもしれないということでした。

今後のプラグ交換時の課題にします。

水冷タンクの水は入っているか?

バッテリーの横に冷却水のタンクがありました。

蓋を開けると冷却水が少し少ないようだったので補充しておきました。

車と同じ不凍液でOKです。(凍らない地域なら水だけでもいいんですけどね…。)

冷却水のタンク
冷却水のタンク

エンジンオイルの量と汚れはどうか?

エンジンオイルの注入口だけ今回の作業と違う箇所にあります。

キャップにゲージが付いているので量や汚れ具合をチェックしました。

エンジンオイル注入口
エンジンオイル注入口

まとめ

ヤマハ ビーノのバッテリー交換の手順はネットの投稿動画が参考になる。

バッテリーの配線順は、バッテリー取外し時にはマイナスから取り外すこと。

取付時にはマイナスは最後の接続すること。

作業は頻繁に行うわけではないので、一つの作業で終わらせずに、その他のメンテナンスチェックも行うようにする。

《参考》車の板金塗装にもチャレンジしたのでご覧になってください。

タイトルとURLをコピーしました