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ハウスメンテナンス

花壇の設置はケーブル破損に要注意

この記事は約5分で読めます。

~花壇の設置とインターフォンケーブル破損の危険性/玄関前に花壇を設置するとインターフォンケーブルを切ってしまう可能性がある~

玄関前は 大きな荷物がある時や 数が多くて手分けする時に 広いスペースがあると 効率よく搬入搬出を行うことが出来ますね

しかし 特に一軒家に住むと そのスペースに花壇を作りたくなるものですw

我が家は 前のオーナーが作った花壇が玄関前にあって 私は無精者なんで 生い茂った草花が邪魔になってしまうことが しばしば ありました。

マチャペロ
マチャペロ

花壇の維持管理も手間なので 今回思い切って撤去工事を行うことにしました

我が家は 西向きの日照時間の短い場所なので ヒョロヒョロ生えて 路地側に垂れ下がるのが通常でした

こういう環境だと 特に つる性植物が大量に繁茂します

先ずは それらを刈り取った状態がこれです

花壇の撤去前
撤去前の花壇

撤去作業開始

4本ある木は根が深く 丸スコなどの道具を使って 根を掘り上げる必要があります

丸スコは 家の裏に寝かせてあったのですが なんと!

取っ手が朽ち果てた丸スコ
取っ手が朽ち果てた丸スコ

金属製の取っ手が 錆びて朽ち果てていました…

今回の作業程度なら 取っ手が無くても まだ使えますww

ブロックの取外し

ブロックを外して 土被りを低くしてから根っ子を掘り上げることにしました

ブロックは鉄筋のテコで揺さぶります
鉄筋のテコで揺さぶります

ブロックは 持っていた鉄筋の廃材を刺して テコで簡単に外すことが出来ました

ブロックは鉄筋で簡単に外せます
簡単に外せました

根っ子の堀上げは やっぱり大変

根の掘り上げは 体力を使いますね…

乱暴に丸スコの刃を入れると ケーブルを切断してしまうので 手応えがあったら 中断するという繰り返しも 疲れの原因になります

デッカイ根っ子は ノコギリで小さくカットして廃棄します

45ℓの袋がたくさん出ました

掘り起こした根の廃棄
掘り上げた根の廃棄

翌日は 燃やすごみ の収集日だったので それに出した後 作業再開することにしました

インターフォンのケーブルは大丈夫か?

インターフォンについては 過去に記事にしたことがあります

我が家の花壇の下には インターフォンのケーブルが埋設しています

宅地内の埋設管などの土被りは 30㎝が通常なハズなのですが

もしかして…

と思って 一番デカイ根を取った大穴の周囲を手持ちシャベルで探ってみたところ…

ありゃ!!

浅層埋設どころじゃありません こんなに浅いところに!

おまけに 破損してるではありませんか!

傷ついた配線
配線が傷ついてる

手前の赤いのは ニンジンじゃありません…測量の杭ですww

家を買う時 見つからなかったんですが 花壇の土被りで埋まってました

測量杭
測量杭

話が外れました…破損の話に戻ります

被膜に傷
被膜に切り傷が入ってる

蛇腹管が切れて 2芯が入っているケーブルに刃が入っています

(私が やっちゃったのかなぁ…ケーブルがあるのを知っていたから 深追いしなかったハズなんだけど…)

2芯には それぞれ被膜されていますが それにも傷が入っているかもしれません

しかし インターフォンは感度よく使えているので 芯は生きていました

寄り線ではないので 大丈夫だと思います…

インターフォンケーブルの補修

患部をビニルテープで防水してから (スイマセン撮るのを忘れました)

上から耐圧ホース(繊維入り)を被せて 押し込み補強します

耐圧ホースで補強
耐圧ホースで補強

念のため 蛇腹の上からも防水します

ビニルテープで2次防水
ビニルテープで2次防水

さらに 手持ちにあった太い蛇腹ホースで補強します

蛇腹ホースで外部補強
蛇腹ホースで外部補強

結束バンドで締め付け

結束バンド
結束バンドで締め付け

即席ではありますが 2次防水と2重補強したので とりあえず大丈夫だと思います

ポストの子機までの配線をチェック

ポスト下までは 4~5mありますが 土被りも浅いので 頑張って導管をチェックしました(疲れて撮る余裕がありませんでした)

半分辺りまで来たら ソケット継ぎ手で HIVPのような色の導管で 継ぎ足し補修していました

その後 またもう1箇所で 同様の修理が施されていました

新しい管は かなり浅く 真っ直ぐではありませんでした(手掘り補修の結果だと思います)

そういえば 前のオーナーが 花壇を作っていた時「ケーブルが…」とか言っていたような…

おそらく 切っちゃって 修理してもらったんでしょうね…今回の件は 違う白色の既存導管だし 通電してるし 表面破損の取り残しだったかもしれませんw

スロープの側面補強

花壇は スロープに接しています

これまでは ブロック枠でスロープの盛土を支えていたのですが スロープ側だけブロックを残置すると 歩行中に つまずいてしまうかもしれません

このため ブロックを撤去する代わりに 盛土の流出を防ぐレンガ板を衝立にしました

スロープ盛土の衝立
スロープ下の盛土流出防止の衝立

撮影のあと 手前側にも盛土していますので 結果は ほぼ良好だと思います

スロープは過去記事がありますので コチラもご覧ください

作業終了

施工後(玄関から)
玄関から見た画像

地均し(じならし)が 4~5mとなると シャベルやスコップだと結構難しいです

私はトンボ(熊手型アルミ製)を持っていたので 簡単に均一にすることが出来ました

南側の庭を整地した時に 大量の土を動かした時も トンボが時間短縮に大活躍でした

撤去したブロックの置き場がなく 現在は少し残置しています

今後 何とかしてすっきりしたいと思ってます

施工後(門から)
門から見た画像

土の部分の周りに生えている 龍の髭(別名 ジャノヒゲ) が拡がってくれることを期待しています

まとめ

玄関前に花壇を設置すると スコップ作業でインターフォンケーブルを切ってしまう可能性がある

花壇の位置は インターフォン等の配線の位置をよく確かめてから行いましょう

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